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いわてのまんなかに、ふれる旅

「風土を醸す、杜氏のふるさと」にふれる し(紫)あわ(波)せに酔いしれる 町への招待状

北上川の舟運文化がもたらした
商業発展と現代の商店街の営み

 日本三大杜氏のひとつに数えられ、日本最大を誇る酒づくり集団である「南部杜氏」。紫波町はその発祥の地であり、今も4つの酒蔵が、それぞれに受け継がれた伝統と技を守りながら、美味しいお酒をつくり続けています。

 また、中心市街地のひとつで「日詰商店街」のある紫波町日詰郡山駅は、江戸から明治にかけて北上川を利用した「舟運文化」の要衝として発展。商店街には、この辺りで採れる米の保管と江戸への輸送(廻米)を取り仕切っていた平井家の邸宅が今も残り、時代を超え、このエリアのにぎわいの場、交流の場として活用されています。

 このツアーでは、南部杜氏発祥の地で生み出される日本酒の魅力に酔いしれながら、舟運がもたらした日詰地域の文化や歴史に触れてみます。

北上川の舟運文化がもたらした商業発展と現代の商店街の営み
北上川の舟運文化がもたらした商業発展と現代の商店街の営み
北上川の舟運文化がもたらした商業発展と現代の商店街の営み
北上川の舟運文化がもたらした商業発展と現代の商店街の営み

ツアー行程

  • 集合・抗原検査実施
    (8:50)
  • 「月の輪酒造」見学
    (9:50~11:20)
  • 日詰商店街「平井邸」見学
    (11:30~12:30)
  • 「藤屋食堂」で酒粕料理&お酒試飲
    (12:40~13:40)
  • 解散
    (14:30)

「月の輪酒造」を見学 「月の輪酒造」を見学

「月の輪酒造」を見学

次に訪れたのは「月の輪酒造」。蔵を守る横沢家は、1750年頃に麹屋から始まり、明治19年(1886)に4代目が酒造業を創業。現在の当主・横沢大造さんは横沢家7代目、月の輪酒造としては4代目にあたり、娘の横沢裕子さんが杜氏を務めています。「企業としてではなく家業として」をモットーとした酒づくりの現場を、特別に見学させてもらいます。

外観
説明を聞いている

まずは現当主の横沢大造さんにお話を伺います。北上川の支流・五内川のそばにあるこの酒蔵には、それぞれ水質の異なる井戸が3つあり、そのうち2つを仕込み水に使用。作りたいお酒に合わせて使い分けているのだそう。

仕込み蔵
ふな絞りの機械

続いて酒蔵見学。明治19年の創業当時に建てられたという蔵が今も現役。搾りに使うのは昔ながらの「ふな絞り」。伝統を大切に受け継ぐ一方で、お酒をワイン樽で熟成させたり、酒粕から焼酎を作ったりなど、新たな挑戦もしています。

直営店
ジェラート

蔵のそばにある直営店「わかさや(初代が今の福井県にあたる若狭出身であることに由来)」では、お酒各種のほか、麹を甘味に使ったオリジナルのジェラートも販売。さっぱりした優しい甘さで、老若男女問わず人気があります。

「平井邸」を見学 「平井邸」を見学

「平井邸」を見学

ツアーは、日詰商店街にある「平井邸」からスタート。平井家は、江戸への廻米を取り仕切る「御蔵宿」で、明和年間(1764~1772年)からは醸造業も営むようになった豪商。現在残る邸宅は、第12代平井六右衛門が、約3年の歳月をかけ大正10年(1921)に完成。岩手県では数少ない、大正時代の近代和風建築で、2016年には国指定重要文化財にも指定されました。

外観
庭

伝統的な町家構造でありながらもガラス窓を多用していたり、ヨーロッパの建築技法・トラス式構造を導入しているなど、伝統と近代の技術の融合した大邸宅。火事の際の延焼を防ぐため、敷地はレンガ塀に囲まれています。

大広間
庭

2階の大広間では新築祝の披露宴が催され、当時の首相である原敬も出席したのだそう。近代建築技法により実現した、柱を使わない大広間、およそ13mもある欅の一枚板を使った廊下など、見どころがたくさん。

「藤屋食堂」で「酒」がテーマの昼食 「藤屋食堂」で「酒」がテーマの昼食

「藤屋食堂」で「酒」がテーマの昼食

ツアーの最後は、紫波町の日詰商店街にある「藤屋食堂」で昼食を。ラーメンやそば、丼からオムライスまで、豊富なメニューと美味しさ、そして「まちの食堂」らしい親しみやすさで、地域の人に愛されているこちらの食堂で、月の輪酒造の酒粕を使ったさまざまなメニューをいただきます。

外観
内観

日詰商店街の一角にある「藤屋食堂」。食事時になると地元の人はもちろん、町外からもお客さんがやってきます。この店の看板犬...いえCEOを務める「ミミー(コーギーの女の子)」も、時間帯によっては「出勤」してるとのこと

料理
麹室

酒粕で柔らかく煮込んだモツ、酒粕とクリームチーズを合わせ、具材と一緒に巻いて揚げた春巻き、フルーツたっぷりの杏仁豆腐など、月の輪酒造の酒粕を生かした料理の数々。合わせるお酒も、もちろん「月の輪」で!
※メニューは都度仕入れ状況等により変わります。

販売概要

ツアー名 北上川の舟運文化がもたらした商業発展と現代の商店街の営み
実施日 お客様のご希望に応じて手配いたします。(リクエストベース)
※催行日について、予約状況や諸条件により、申込頂いた日に催行できない場合があります。予約状況等確認し、別途ご連絡させて頂きます。
料金 お1人様:69,800円(税込み)
基本コース
時間 行   程
8:50 集合「盛岡駅南口タクシー乗り場」または「任意の宿泊施設など」
抗原検査実施(セルフテスト)
(移動・運転手付き車両)
9:50~11:20 見学「月の輪酒造店」(紫波町)
(移動・運転手付き車両)
11:30~12:30 見学「日詰・平井邸」(紫波町)
(移動・徒歩)
12:40~13:40 昼食・酒粕料理&お酒試飲「藤屋食堂」(紫波町)
(移動・運転手付き車両)
14:30 解散「盛岡駅南口タクシー乗り場」または「任意の宿泊施設など」
8:50
集合「盛岡駅南口タクシー乗り場」または「任意の宿泊施設など」
抗原検査実施(セルフテスト)
(移動・運転手付き車両)
9:50~11:20
見学「月の輪酒造店」(紫波町)
(移動・運転手付き車両)
11:30~12:30
見学「日詰・平井邸」(紫波町)
(移動・徒歩)
12:40~13:40
昼食・酒粕料理&お酒試飲「藤屋食堂」(紫波町)
(移動・運転手付き車両)
14:30
解散「盛岡駅南口タクシー乗り場」または「任意の宿泊施設など」
所要時間(目安) 約5時間30分
最少催行人数 2名
最少受付人数 2名
最大催行人数 5名
取消料

(旅行開始日の前日から起算して)

10日目から8日目まで 20%
7日目から2日目まで 30%
前日 40%
当日(旅行開始前) 50%
当日(旅行開始後、無連絡不参加) 100%
料金に含まれるもの 集合~解散までの車両代(運転手含む)、抗原検査キット代金、ガイド料、
各種見学料、昼食代(お酒試飲含む)
その他注意事項 【抗原検査について】
・新型コロナウイルス感染症対策として、集合時に抗原検査のセルフテストを実施して頂きます。
・検査の結果、陽性であった場合はツアーにご参加頂けません。
【抗原検査陽性の場合の取消料】
・当日(旅行開始後)の取消料として、料金の100%を徴収させて頂きます。あらかじめご了承ください。
【実施日について】
・お客様のご希望される日にちを申込フォームよりお伺いし、当店にて関係各所へ実施可否の確認を行います。
・確認の結果、催行可能か否かのご連絡を差し上げます。お客様のご希望日程によっては催行不可能や、立ち寄り先変更となる場合がございます事をご了承ください。
【お飲み物代について】
・お酒試飲として当店にてご用意する分は料金に含まれますが、それ以上をご注文の場合はお客様ご自身で現地精算をお願いいたします。
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